知らない人からしたらやっぱりクレイジーって思われるんでしょうね。
でも、そんなクレイジーな場所だからこそ美しい風景が見れるんだよ。
全てが新鮮で面白い。
そんな北海道は知床の流氷ダイビングにチャレンジしてきました!!
実は知床って関西からは少し乗り継ぎが悪くて西から千歳に行って、そこから女満別
本来であれば女満別からバスに乗って知床に1日で行けるんですが、コロナ以降バスが1本無くなり女満別までが1日で行ける限界。
(電車とかバスとか乗り継いだら行けるけど結構時間かかるし、レンタカーは気候に左右される。)
今回僕らは千歳で一泊して次の日の午前中のうちに知床に到着しました。
ついたらすぐに準備して昼食を食べホテルから5分のダイビングポイントへ。
ランチのロケーションも流氷を一望でき気持ちいい!
ちなみに流氷はビーチダイビングです。
関西の方ってビーチに抵抗を持ってる方も多いんですが、実は沖縄も関東もビーチダイビングのポイントがめちゃくちゃ多くて結構普通なんですよ。
今年は流氷の接岸量が10年に1度といってもいいくらい海全体が流氷に覆われてて、見た瞬間に一同歓喜。
イメージはしてたけど、これほど広大で感動できるもんだとは!
実際見てみないとこの感動は伝わらないかもしれませんが、せめて写真でだけでも伝わったらいいな。
全部陸かと思うくらいです。
流氷は目前に迫るほどの量なのに、天気は雲ひとつない快晴で風もなく気温も氷点下にならないくらい暖かい。
(朝の道中は-19度とかでした笑)
控えめにいって最高のコンディション。
めちゃくちゃいいタイミングで参加できた!
セッティングも特殊で普段セッティングしてるようにすれば、レギュはすぐにフローしてしまいます。
また、機材は全てオーバーホールしたてのものでないといけません。
フード、グローブも寒冷地用。
ヒートベストもあった方がいいよ
あまりにも特殊すぎる環境に戸惑う参加者たち。
ちなみによく聞かれるスーツですが、いつも通りのネオプレーンで大丈夫です。
そしていざエントリー。
普段の倍くらい着込んでのエントリーなので、ウエイトも普段の5kg増しくらいです。
それだけ聞くとウッってなるかもしれませんが安心してください。
陸スタッフのサポート体制が完璧でむしろいつもより快適に思うくらいです。
雪に覆われてる陸地のためゆっくり転けないように。
呼吸の練習から始まり浅いところで潜降します。
ここでのウエイトの調整はとっても大事です。
慣れたら流氷の下へ!
すぐ気になったのは視界が歪むこと
これは淡水と海水が混ざらず、その境目がモヤとなって現れるケモクライン現象
なんとなくは見えるんですが、1m先のダイバーの識別が出来なくなるくらいの濃いケモクライン
宮古島の通り池とかもこの現象が起きますよね。
その層を抜けると待ちに待った流氷下ダイビングです。
幻想的すぎる景色に言葉に表せられないほどの感動を味わいました。
隙間なくびっしりと敷き詰められた流氷はロシア、アムール川産
水温は-2度
でも着込んだ分、そんなに寒さは感じません。
写真で隙間があるように見えますがこれは氷が薄いところで実際には顔を出すことはできません。
ダイビング中はバディラインをつけます。
そしてルートに途中には緊急時のための出口を設けます。
それくらい過酷な環境下でのダイビングには安全に配慮することが必須になります。
ちなみに流氷ルールは2:1での潜水になります。
なので今回4名にご参加いただきましたが2チームでのご案内です。
ダイブタイムは15~20分
なので、少々寒くても耐えられるんですが、靴下2枚以上は必須です。
数年前から流氷を熱望していたマロン
念願叶って流氷下での300ダイブ!!
ほんと理想通りのシチュエーションで記念ダイブができてよかった!
おめでとうございます!!
初日は不慣れなことも多く、みんなが少しテンパってましたが慣れた次の日からは流氷を存分に楽しみました。
その話はまた次回。
ボートコート無料貸し出し中!
冬期シーズンはぬくぬくダイビングを楽しもう!!
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2/23の串本
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